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2回目と日本初。


先週の土曜日、雨と強風。そんな中、ディナーの仕込みに備え、午前中に奥山田温泉の源泉の確認へ。

今年2回目の熊さんとの出会い。雨や風が強かったためか、 こちらの存在に気付くのが遅く、先に気付いたのは 僕。こちらの気配に先に気付いてもらわなくては困る。

土日に行われた自転車レース。

自転車のスピードやタイムを競うだけでなく、デザインや重量、耐久性、アイデア 等々 といった 自転車制作の技術を競う大会が二日間にわたって高山村で開催された。しかも、この大会はヨーロッパ、フランスでは歴史のある大会だが、日本では初の開催。自転車好きの人にとってはたまらない。

その大会のタイムレースが、最終日に 高山村のユウユウランドを午前4時にスタートした。

この自転車制作のルールとして、安全面でライトの取付けが義務づけられているため、その確認として 暗いうちのスタートとなっているようだ。

標高約600㍍のユウユウランドをスタートして、山田牧場へ。さらに笠岳を越えて国道292号線で標高2000㍍以上ある横手山方面へ。さらに万座方面へ。そこから万座線で高山村方面へと戻り、全長約75㎞。途中、湯沢林道という約16㎞の砂利道を下る。ここは、軽いタイヤにすればパンクするリスクが高くなり、パンクしないように厚めのタイヤにすれば自転車の総重量が重くなり減点の対象に。なかなかの考えどころである。また、その際に温泉まんじゅうを載せて走らせ、ゴールした際の荷崩れも加減点の対象となる。極めて奥の深いレースである。

ゴール後、応援していた選手から貴重な温泉まんじゅうを頂いた。この温泉まんじゅうの形がコースの激しさを物語っている。しかし、美味かった。

トップの選手が4時間代で戻ってきたのには驚いた。

表彰式では、いろいろな部門での表彰があったが、

特に、この大会の主旨に沿った評価という事での表彰が心に残った。というのも、こちらの選手、本業は別で、自分一人で自転車を制作。制作者と自転車に乗るライダーは別々 というチームや企業がほとんど という中、自分で制作した自転車に自分で乗る という、歌で言うなら、シンガー・ソングライターのような方。正に『下町ロケット』のような情熱を見させてもらった。作り手でも ある私も その情熱は見習わなくてはならん。

まずは、情熱をもってお腹周りのお肉を燃焼させるぞっ と。


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